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"備後節織" テーパードパンツ 刺織 墨 サイズ4
27,500円(税2,500円)
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冬に特化した素材 刺織(さしおり)
今冬も入荷いたしました。
yohakuの定番で使っている織物素材、備後節織。
その中でも最上級の生地なのが、この刺織(さしおり)です。
刺織は、剣道着や柔道着として使われている非常に耐久性に優れた厚地素材です。
木綿とは思えないほどの重厚感、そして十分な温かさ。これ1枚あれば寒さに負けません。
生地に強度を出す為に、一針一針糸を刺す"刺子"という昔ながらの技法を織りで表現しています。
刺織の凹凸が陰影を生み、見た目もとてもカッコいいです。
2年前に作った際に、yohaku内ではもちろんのこと、皆さんにも大変好評でしたので、今年も変わらず冬に向けて仕込んでいました。
yohakuの別注色 "生成"
今年の刺織はどうしようか?と話し合っていたところ、ふと「生成」は作れないのかな?と思い、問い合わせてみました。(元々刺織は生成色を生産していません)
その場で電話が繋がり、できますよー!と嬉しい返事をいただけたので、今回yohakuの別注色として作ってもらいました。
(モデル身長:167cm / 着用サイズ:サイズ3、生成)
寒い季節の白は華やかで温かみも感じられていいですよね。
今年は柿渋、墨、濃紺、生成の4色です。
自然な色合いは目に優しく心を落ち着かせてくれます。
どの色もとっても魅力的ですので、じっくりご検討くださいね〜〜。
パンツのデザインについて
ウエストとお尻回りがゆったりとしたデザインです。
ポケットは、左右と後ろに2つあります。
他の備後節織パンツと同じ型ですが、生地に厚みとやや重みがあるので、生地が下に落ち、見た目のシルエットも変わります。
ウエストはゴムで紐で調整していただけます
(刺織に耐えられるようやや太めの紐です)
(モデル身長:158cm / 着用サイズ:サイズ2、墨)
(モデル身長:167cm / 着用サイズ:サイズ3、濃紺)
*普通地とは違い、生地の厚みや重みがあるので、サイズ3は女性は身長165cm以上の方がおすすめです)
(モデル身長:175cm / 着用サイズ:サイズ3、濃紺)
*身長175cmで丈がぴったりになります
(モデル身長:175cm / 着用サイズ:サイズ4、柿渋)
サイズの違い
サイズ3とサイズ4の違いをご説明します。
簡単にご説明いたしますと、サイズ3は女性Lサイズ、男性Mサイズの方に、
サイズ4は男性Lサイズの方に合うサイズ感になっています。
サイズ3とサイズ4を重ねてみました。
こんな感じです。
ウエストはほとんど変わらず、着丈がやや短くなっています。
パンツのラインも異なります。
サイズ3の方がやや細身になっています。
同じ男性がサイズ違いを着用してみました。
身長175cmで着丈がジャストになりますので、スッキリ着たい方はサイズ3、
ラフに着たい方はサイズ4と着こなしでサイズを変えてもいいと思います。
女性のサイズ違いです。
元々ゆとりのあるサイズ感ですが、サイズ3を着るとさらに楽な着心地で、シルエットが丸っぽくなります。
商品詳細
カラー:刺織 墨
モデル身長:157cm,158cm,175cm
素材:綿100%
すけ感:なし
洗濯方法:洗濯機使用可
※色落ちするので、白いものと避けてお洗濯してください
サイズ:2
ウエスト 70-80
股上 36
股下 57
わたり幅(太もも幅)31
ヒップ 50
総丈 90(cm)
サイズ:3
ウエスト 70-82
股上 36
股下 62.5
わたり幅(太もも幅)33.5
ヒップ 52
総丈 95(cm)
サイズ:4
ウエスト 78-86
股上 38.5
股下 68
わたり幅(太もも幅)34
ヒップ 55
総丈 103 (cm)
サイズガイドはこちら
備後節織(びんごふしおり)
広島県備後地方で江戸時代に生まれた備後絣(びんごがすり)から派生した、新しい生地のブランドです。
織り糸に膨らみのあるポコポコとしたネップ(節)が入っていて、手織りのような温かみのある素朴な風合いがあります。
現在にのこる2軒の織元
昭和40年代頃に250軒あった織元は、衣服の変化とともに縫製工場などにかわり、現在残るは2軒のみと
なりました。
現代は着物に仕立てる着尺(小巾こはば)が売れるのは限度があるので、それより洋服として使われる広巾(ひろはば)に切り替え生産を続けています。
森田織物 (昭和38年創業)
糸の染めは、すべて天然染料をつかっています。
柿渋は染めたときはグレーですが、陽に当たると色がかわります。
藍染めも陽の当たり方、夏と冬で色が変わり、毎回同じ色はでないそう。
織機は自分で手入れして使い、部品が壊れた時は同じものは売っていないので、オーダーして作ってもらっているそうです。
橘高兄弟商会(大正9年創業 )
清らかな地下水が湧きでる土地で、糸の染め、洗い、織り、製品までを一貫して生産しています。
天然染料(柿渋、アカネ、ザクロ)や、化学染料など多種類を使い、色バリエーション豊富な生地をつくっています。
藍に草木を混ぜると、緑がかった古布のような感じになったり、柿渋染めは、井戸水があたると鉄媒染がかかったように染まるそうです。
糸を染める
藍や柿渋、墨汁などの染料で染色し 天日に干して色をなじませる
天気の様子をみて作業を進める 晴れの日を待つこともしばしばある
糸を織る
昭和30年代に製造された旧式のシャトル織機で、ゆっくりゆっくり織る
1日1反=約30メートル
織機に立ち合い、糸を入れたり調整したり、付きっきりで作業する
*シャトル織機=昭和30年代の旧式シャトル織機 上下に開いた経糸の間に、
緯糸を内蔵したシャトルを使い、左右に動かして糸を打ち込みゆっくりと織る
木綿ならではのやわらかい風合いを生かして織ることができる
→備後節織HP
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