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循環する服をつくる
yohakuの服作りは「再生」からはじまりました。
再生は廃棄される生地や糸をリユースした服作り。
10年間続いているやり方をこれからも変わらずに続けていきます。

再生の作り方
縫製工場の倉庫にある残反(生地)を、季節に合った素材に選別する
↓
倉庫から裁断場へ、使う分だけ移動する
↓
振り分けた素材ごとに、どのような商品を作るか企画する
(残反の生地からデザインを考える作り方)
↓
工場が閑散期になったときに生産をする

使わない生地を集める

使う分だけ裁断場に移動

素材ごとに振り分けをする

縫い糸も残糸を使用しています
(工程を軽減するために縫製糸を1色に統一)

再生をする理由
yohakuは元々、リサイクル、エシカル、エコなど環境を考えてやり始めたわけではなく、
「日本製でも低コストで服が作れるのではないか?」と思い、始めたブランドです。
また、当時アパレルの下請けをやっていて、生地を毎回廃棄していたのが嫌だったのもあり、
残反を使い始めました。

再生をはじめて10年、気づくことがあります
日本は豊かな国だからこそ、残反、残糸、そして残った服が余っています。
そして、使われなくなったものは廃棄されるか暗闇の倉庫の中に眠り続けます。
しかしそれらの「余り物(天然繊維)」は、地球から無限にとれるものではなく、
有限的であることに気がつきました。
10年間続けてきた今、自然界で作られた資源であることを改めて実感し、
地球の恵みを使い切らないと勿体無いと思うようになりました。
余ったものをリユースすることで、循環する服が生まれるのではないだろうか。
そんなことを思いながら、これからも再生することを続けていきます。