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yohakuの素材・作り方
伸びる日常着をつくる
日本は多様的に作る技術があります。
特にカットソーは海外のブランドからも高い評価を得ています。
日本人ならではの優れた技術をこれからも残したいと思い、
長年職人さんと関わり教わった術を生かしたyohakuオリジナルの定番素材をつくります。
素材の作り方
1. 糸を決める(綿と番手) *番手...糸の太さを表す単位
↓
2. 組織を決める(糸と編み機の特性を考えて決める)
↓
3. できあがった生地をソーピング(洗いをかける)する
↓
4. 裁断、縫製
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以下補足
1. 糸を決める
綿を選び番手を決めて作ることで、素材の風合いを決めることができます
2. 組織を決める
糸と組織(天竺、フライス、裏毛)の特性を考え、どの編み機(シンカーや吊り編み機など)が良いかを選択できます
3. ソーピングする
生地染色をしないことが糸本来の特性ができると考えているため、洗い加工のみにしています
編み方は通常の度目より少し詰めたり緩めたり、素材によって調整しています
特殊な糸を使用しています。
定番にこだわる理由
オリジナルの素材を作るためには3ヶ月ほど時間がかかります。
3ヶ月のサイクルでは現代の流行に合う服は間に合わないので、
日常着(定番)という流行に左右されない作り方をしています。
また、オリジナル素材は余すことなく使い切ります。
生地を作るとき、縫製するとき、無駄が出ないように作ることで
商品自体に余計なコストがかからず、良いものを価格を抑えて作ることができます。
定番という変わらない物作りは生産者側にも無理な負担がかからず、
売る人、買う人、そして作る人がそれぞれ気持ちよく良い影響をもたらすのではないかと思っています。