種から作ったフレアスカート
綿(わた)を育てるということは、何かの一歩だと思う。
土、雨、太陽、風、虫、におい。
2021年から始めた「yohaku cotton project」。
春に茶綿の種を配り、それぞれの環境で育てて、秋から冬になったら収穫して回収する。
余白と皆さんが育てた茶綿とオーガニックコットンをブレンドした糸で生地にして服を作る。
綿を育てて服になるまでの循環がやっとできはじめてきました。
2024年春からは、三浦半島の畑にて綿花栽培を始め、今の季節は綿の花が咲き、実がだんだんと大きくなってきています。
畑の中で出会った色
畑で綿花を栽培していると、季節ごとに違った生き物や植物に出会います。
鳥の声がきれいな季節、虫が多くなる季節、猫が日陰を歩いている季節、みんな一斉にいなくなる季節。
畑に通う私たちと同じく、綿花畑では様々な生き物がともに過ごしています。
新色は、畑で出会った色から抽出しました。
red leaf (赤い葉っぱ)
夏の終わりから秋にかけて、綿花畑のまわりに、真ん中の葉っぱが赤くなる植物があります。
落ち着いた赤色がきれいで、この植物から抽出したボルドーにしました。
stone(石ころ)
冬になると畑をまっさらな状態に戻して、春の種まきに向けて土を耕します。
その時に、カツンカツンと鍬(くわ)にあたる石がありました。
何度もあたっては、拾ってポケットに入れていました。
集めてみると、それぞれ違う色が魅力的だったので、石ころから抽出したチャコールにしました。
〈綿そのままの「わたのいろ」〉
わたのいろは、茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色になりました。
フレアスカート
<デザインについて>
ロング丈のフレアスカートです。
透け感があまりない素材ですが、1枚でも着られるように腰回りに細かなタックを入れています。(ウエストはゴムです)
左右にポケットが付いています。
レギンスや靴下の色で、季節のコーディネートをお楽しみいただけます。
暑い季節は1枚でも着ていただけます。
(モデル身長:167cm 着用カラー わたのいろ)
(モデル身長:167cm 着用カラー わたのいろ、 種から作ったTシャツ わたのいろ サイズ2)
(モデル身長:158cm 着用カラー チャコール、 種から作ったオーバーサイズシャツ チャコール サイズ2)
(モデル身長:151cm 着用カラー ボルドー)
(モデル身長:151cm 着用カラー わたのいろ)
(モデル身長:161cm 着用カラー わたのいろ)
種から始まる服づくり
yohaku cotton project
2021年の春からはじめた「yohaku cotton project」。
春に種を配り、それぞれの環境で育てて収穫できたら、綿を回収して、そして生地にして服をつくる。
2024年の春からは神奈川県三浦市の畑をお借りして、綿花栽培をしています。


自然の循環の中に自分達も入りながら栽培してみると、服は1年に1度しか作れないことに気がつきます。
春に種を蒔き、毎年変化していく気候をみながら育てて、
秋から冬に綿を収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。
また春になったら土を耕し種を植える。




その繰り返しをしていくことで、少しずつ綿(わた)が糸になり服になっていく景色が、自然の中にとけこんでいくのかも知れないと思っています。
植物がのびのびと育つ環境の中にいると、私たちも同じく元気をもらいます。
綿(わた)を育てるということは、土、雨、太陽、暗闇、風、虫、香りや音。
目の前にある豊かな自然を大切にしたいと思うことでした。
〈素材について〉育てた茶綿で糸(生地)をつくる

(綿くり:糸にする前の綿(わた)と種に分ける工程)
綿を育てて収穫して、次は綿くりしてみて、
それではじめて、こういう糸(生地)が作りたいなというのが出てきました。
実際、茶綿の量は生地全体の5%ぐらい。
この5%の中に自分達で育てた体験が含まれていて、それが茶色の綿なので混ざっている感じがわかるのもよいと思います。
今回は、2022年と2023年に余白と皆さんが育てた茶綿、起点さん(福島)の畑の茶綿、インド産のオーガニックコットン(白綿)をブレンドして糸を作りました。
茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色になりました。
インドの最高級綿(オーガニックコットン)をブレンド
綿(わた)から糸にする工程を、大阪にある大正紡績さんへお願いしました。
着心地につながる品質の良い綿(わた)をブレンドしたいと相談させていただき、オーガニックコットンの中でも最高級と言われるインドの綿を選びました。
DCHと呼ばれる、インドで栽培されている、とても繊維長の長い超長綿(最高級綿)の1種です。
繊維が細くて長いのが特徴で、糸や生地にした時に繊細でしなやかな肌触りになります。
インド産のオーガニックコットンは手積みのものが多いため、収穫の時に綿の葉っぱや枝などの小さなカケラが混ざりやすく、作業する現場にある布や袋などの小さな繊維なども混ざったりします。
1つ1つ手作業であるからの理由ですが、生地や服になったときに、異物と見られてしまい販売するのが難しくなることがあるため、最高品質の綿でもあまり使われない(選ばれない)ことが多いそうです。
yohakuの服作りでは、着心地の良さや、原材料のトレーサビリティ(生産背景)などを優先して作っているので、こちらのオーガニックコットンを選びました。
綿から糸になり、Tシャツや靴下にした時に本当に気持ち良いものができたので、ブレンドする綿にもこだわって良かったと思います。
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2021年の春に、起点の酒井さんとの出会いがきっかけで始まった茶綿プロジェクト。
福島県いわき市の畑で起点の皆さんが育てた茶綿のタネを分けていただき、皆で育てて、
綿が収穫できたら回収して(綿花→糸→生地→服)服にしようという、20年服を作ってきた中での新たな取り組みが始まりました。
→起点
起点では、綿の栽培から企画・販売まで「生産者と消費者がつながるモノ作り」を提案することで、福島に新しい産業を生みたいと考えています。
綿の栽培から企画・販売まで関わっているSIOMEの商品には、いわき市の農家を中心に、2012年より栽培・収穫を始めた国産の茶綿を使用しています。
【商品の品質について】

(わたのいろ)
わたのいろ(無染色)の生地は、薄いオートミール色に茶色のつぶつぶ(とても小さい)が混ざった色合いです。
これらは茶綿の綿(ワタ)や、小さな葉のかけらなどが混ざり、生地の表面に見えておりますが、品質に問題はありません。
オーガニックコットンの天然の油分、生地の風合いを残すため、余計な漂白加工などをしていないためです。
洗濯や着用を繰り返していくと、あまり目立たなくなっていきます。あらかじめご了承の上ご注文いただけますと幸いです。
商品詳細
カラー:チャコール
モデル身長:151cm,158cm, 161cm, 167cm
素材:綿 100%
(和綿茶綿5%(余白と皆さんが育てた茶綿) + インド産オーガニックコットン95%)
洗濯方法:洗濯機使用可
すけ感:なし
サイズ:フリー
ウエスト 58ー80
ヒップ 116
着丈 81(cm)
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