T0133-36

7,700円(税700円)
77
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種から作ったタートルネック長袖Tシャツ

綿(わた)を育てるということは、何かの一歩だと思う。
土、雨、太陽、風、虫、におい。
2021年から始めた「yohaku cotton project」。
春に茶綿の種を配り、それぞれの環境で育てて、秋になったら収穫して回収する。
余白と皆さんが育てた茶綿、オーガニックコットン(白綿)をブレンドして生地を作りました。

茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色の生地になりました。
<デザインについて> すっきりときれいなタートルネック

襟元がすっきりときれいに着られるタートルネックの長袖。

袖丈と着丈は少し長めにしてあります。(裾はややラウンドしています)
やや肉厚なので、綿素材でもしっかりと暖かく、ゆるめに編んだ生地で伸びが良いので、フィットしすぎずゆったり着ていただけます。(女性M〜Lサイズくらい)

洗濯すると襟もとが少しくったりと柔らかくなります。

(合わせて着用:オーガニックカラードコットン カーディガン)

(合わせて着用:sense ラグラントレーナー サイズ2 ピグメントグレー)

(合わせて着用:バフクロス ロングジャケット サイズ2 ベージュ)
カーディガンやジャケット、トレーナーとの組み合わせもおすすめです。
日常に使いやすいデザインなので、色々なアイテムと合わせて着ていただけます。
伸縮性抜群のフライス素材

フライスと呼ばれる、Tシャツの襟やスウェットの袖口に使われる生地で、特に伸縮性があり、柔らかく伸びが良いので、締めつけ感がなく毎日でも着たくなるような着心地です。
綿100%(オーガニックコットン)なので、ウール製品のインナーとして静電気防止になったり、襟元がちくちくせずに着られるのは嬉しいです。
まだ少し肌寒い季節にもおすすめのアイテムです。
〈スタッフコメント〉
こちらのタートルネックは、5本針シリーズ(長袖)のフライスタートルネックと同じデザインですが、
生地が少し厚手なのとガーゼのようなゆるい編みなので、伸びが良く締め付け感がなく、ゆったりと着られます。
程よい厚みで、しっかりと保温性があり、寒い季節のインナーや春先には1枚でも活躍してくれそうです。
柔らかい着心地でとてもおすすめです。
〈着用例〉



(モデル身長:151cm、 合わせて着用:遠州織物 ワイドパンツ キナリ サイズ2)
種から始まる服づくり
yohaku cotton project
2021年の春からはじめた茶綿プロジェクト。
春に種を配り、それぞれの環境で育てて収穫できたら、綿を回収して、そして生地にして服をつくる。
なんとなく考えているのは、自然のペースに合わせて服を作りたいと。
綿を育て、綿を回収して、糸にして服にできたら良いなと。あくまで自然のペースで。
そうすると服は1年に1度しか作れないことに気がつく。
春に種を蒔きその年の気候をみながら育てる。秋から冬に収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。
また春になったら種を土に植える。そして、同じサイクルを繰り返す。
ゴールはないが循環というものが生まれると思う。上手くいくかは分からない。けれど、やらないよりやることに意味があると思う。だから、やってみる。
服の循環と自然のリズムとそこにあるかも知れない豊かさを探すために。

2021年春 種蒔き(余白屋上)


6月

7月


8月 花が咲き、実がつきはじめる

9月 実がはじけ、中からふわふわの茶綿がでてくる

9月〜12月 茶綿の収穫

春に種を配り、それぞれの環境で収穫して戻ってきた綿(ワタ)(2021年収穫)
〈育てた茶綿で生地をつくる〉

綿を育てて収穫して、次は綿くりしてみて、
それではじめて、こういう生地が作りたいなというのが出てきました。
実際、茶綿の量は生地全体の5%ぐらい。
この5%の中に自分達で育てた体験が含まれていて、それが茶色の綿なので混ざっている感じがわかるのもよいと思います。

今回は、余白屋上と皆さんが育てた茶綿、起点さんの畑の茶綿、トルコ産のオーガニックコットン(白綿)をブレンドして生地を作りました。
茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色の生地になりました。
光にあたると黄金色のようにも見えます。
〈綿から糸、そして生地へ〉

1.日本の環境にあった糸


(綿を糸にする工程 紡績工場)
和綿は洋綿に比べて繊維長が短く、ドライタッチで肌にくっつきずらいので、昔の日本ではざっくりとしたラフな糸を作っていたのかなと思い、それに近いのを作りたくて、単糸(たんし=1本の糸で生地を編んでいく)にしました。
生地の厚みは、長袖にも半袖にもできて、1年通して着やすいもの。18番反天竺(18ばんたんてんじく)という、定番のTUTUシリーズで作っている生地と同じ厚みにしました。
2.着るほどに気持ち良くなる、昔ながらの吊編み機

旧式の吊り編み機は、糸を機械に1本だけ立てで編んでいくので、糸のロスが少なく作れます。高速機の方がコストは安いけれど、1台に30本以上立てて編むので、糸の余る量も多くなってしまいます。
収穫した茶綿をできるだけ残さず使いたいのと、茶綿の風合いをそのまま感じたかったので、経年しても着心地が良くなっていく吊り編みにしました。
昔ながらの機械でゆっくりと空気を含んで編んだ生地は、ふんわり感を保ちながら、型崩れしずらいのも特徴です。シミがついたり、色褪せたりしても、それぞれ自分の味をくわえて着てみてほしいです。

2021年の春に、起点の酒井さんとの出会いがきっかけで始まった茶綿プロジェクト。
福島県いわき市の畑で起点の皆さんが育てた茶綿のタネを分けていただき、皆で育てて、
綿が収穫できたら回収して(綿花→糸→生地→服)服にしようという、20年服を作ってきた中での新たな取り組みが始まりました。

収穫した茶綿は起点さんの機械をお借りして綿くりしました。
→起点
起点では、綿の栽培から企画・販売まで「生産者と消費者がつながるモノ作り」を提案することで、福島に新しい産業を生みたいと考えています。
綿の栽培から企画・販売まで関わっているSIOMEの商品には、いわき市の農家を中心に、2012年より栽培・収穫を始めた国産の茶綿を使用しています。
→種から始まる服作り ブログ
【商品の品質について】
※生地の所々に茶色の粒のようなものが見える場合がございます。
こちらは茶綿の綿(ワタ)の色や、小さな葉のかけらなどが混ざっているためです。自然の茶綿の色は、洗濯や着用を繰り返していくと色が徐々に変化していきます。品質には問題ありませんので、ご了承の上ご注文いただけますと幸いです。
商品詳細
カラー:茶綿(オートミール)
モデル身長:151cm
素材:綿 100%
和綿茶綿5%(余白屋上と、皆さんが育てた茶綿)
トルコ産オーガニックコットン95%
すけ感:なし
洗濯方法:洗濯機使用可
サイズ:フリー(女性M〜Lサイズくらい)
肩幅 37
身幅 39
袖丈 59
アームホール 42
着丈 59〜62(cm)
サイズガイドはこちら
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綿(わた)を育てるということは、何かの一歩だと思う。
土、雨、太陽、風、虫、におい。
2021年から始めた「yohaku cotton project」。
春に茶綿の種を配り、それぞれの環境で育てて、秋になったら収穫して回収する。
余白と皆さんが育てた茶綿、オーガニックコットン(白綿)をブレンドして生地を作りました。

茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色の生地になりました。
<デザインについて> すっきりときれいなタートルネック

襟元がすっきりときれいに着られるタートルネックの長袖。

袖丈と着丈は少し長めにしてあります。(裾はややラウンドしています)
やや肉厚なので、綿素材でもしっかりと暖かく、ゆるめに編んだ生地で伸びが良いので、フィットしすぎずゆったり着ていただけます。(女性M〜Lサイズくらい)

洗濯すると襟もとが少しくったりと柔らかくなります。

(合わせて着用:オーガニックカラードコットン カーディガン)

(合わせて着用:sense ラグラントレーナー サイズ2 ピグメントグレー)

(合わせて着用:バフクロス ロングジャケット サイズ2 ベージュ)
カーディガンやジャケット、トレーナーとの組み合わせもおすすめです。
日常に使いやすいデザインなので、色々なアイテムと合わせて着ていただけます。
伸縮性抜群のフライス素材

フライスと呼ばれる、Tシャツの襟やスウェットの袖口に使われる生地で、特に伸縮性があり、柔らかく伸びが良いので、締めつけ感がなく毎日でも着たくなるような着心地です。
綿100%(オーガニックコットン)なので、ウール製品のインナーとして静電気防止になったり、襟元がちくちくせずに着られるのは嬉しいです。
まだ少し肌寒い季節にもおすすめのアイテムです。
〈スタッフコメント〉
こちらのタートルネックは、5本針シリーズ(長袖)のフライスタートルネックと同じデザインですが、
生地が少し厚手なのとガーゼのようなゆるい編みなので、伸びが良く締め付け感がなく、ゆったりと着られます。
程よい厚みで、しっかりと保温性があり、寒い季節のインナーや春先には1枚でも活躍してくれそうです。
柔らかい着心地でとてもおすすめです。
〈着用例〉



(モデル身長:151cm、 合わせて着用:遠州織物 ワイドパンツ キナリ サイズ2)
種から始まる服づくり
yohaku cotton project
2021年の春からはじめた茶綿プロジェクト。
春に種を配り、それぞれの環境で育てて収穫できたら、綿を回収して、そして生地にして服をつくる。
なんとなく考えているのは、自然のペースに合わせて服を作りたいと。
綿を育て、綿を回収して、糸にして服にできたら良いなと。あくまで自然のペースで。
そうすると服は1年に1度しか作れないことに気がつく。
春に種を蒔きその年の気候をみながら育てる。秋から冬に収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。
また春になったら種を土に植える。そして、同じサイクルを繰り返す。
ゴールはないが循環というものが生まれると思う。上手くいくかは分からない。けれど、やらないよりやることに意味があると思う。だから、やってみる。
服の循環と自然のリズムとそこにあるかも知れない豊かさを探すために。

2021年春 種蒔き(余白屋上)


6月

7月


8月 花が咲き、実がつきはじめる

9月 実がはじけ、中からふわふわの茶綿がでてくる

9月〜12月 茶綿の収穫

春に種を配り、それぞれの環境で収穫して戻ってきた綿(ワタ)(2021年収穫)
〈育てた茶綿で生地をつくる〉

綿を育てて収穫して、次は綿くりしてみて、
それではじめて、こういう生地が作りたいなというのが出てきました。
実際、茶綿の量は生地全体の5%ぐらい。
この5%の中に自分達で育てた体験が含まれていて、それが茶色の綿なので混ざっている感じがわかるのもよいと思います。

今回は、余白屋上と皆さんが育てた茶綿、起点さんの畑の茶綿、トルコ産のオーガニックコットン(白綿)をブレンドして生地を作りました。
茶綿がうっすらと混ざり、きれいなオートミール色の生地になりました。
光にあたると黄金色のようにも見えます。
〈綿から糸、そして生地へ〉

1.日本の環境にあった糸


(綿を糸にする工程 紡績工場)
和綿は洋綿に比べて繊維長が短く、ドライタッチで肌にくっつきずらいので、昔の日本ではざっくりとしたラフな糸を作っていたのかなと思い、それに近いのを作りたくて、単糸(たんし=1本の糸で生地を編んでいく)にしました。
生地の厚みは、長袖にも半袖にもできて、1年通して着やすいもの。18番反天竺(18ばんたんてんじく)という、定番のTUTUシリーズで作っている生地と同じ厚みにしました。
2.着るほどに気持ち良くなる、昔ながらの吊編み機

旧式の吊り編み機は、糸を機械に1本だけ立てで編んでいくので、糸のロスが少なく作れます。高速機の方がコストは安いけれど、1台に30本以上立てて編むので、糸の余る量も多くなってしまいます。
収穫した茶綿をできるだけ残さず使いたいのと、茶綿の風合いをそのまま感じたかったので、経年しても着心地が良くなっていく吊り編みにしました。
昔ながらの機械でゆっくりと空気を含んで編んだ生地は、ふんわり感を保ちながら、型崩れしずらいのも特徴です。シミがついたり、色褪せたりしても、それぞれ自分の味をくわえて着てみてほしいです。

2021年の春に、起点の酒井さんとの出会いがきっかけで始まった茶綿プロジェクト。
福島県いわき市の畑で起点の皆さんが育てた茶綿のタネを分けていただき、皆で育てて、
綿が収穫できたら回収して(綿花→糸→生地→服)服にしようという、20年服を作ってきた中での新たな取り組みが始まりました。

収穫した茶綿は起点さんの機械をお借りして綿くりしました。
→起点
起点では、綿の栽培から企画・販売まで「生産者と消費者がつながるモノ作り」を提案することで、福島に新しい産業を生みたいと考えています。
綿の栽培から企画・販売まで関わっているSIOMEの商品には、いわき市の農家を中心に、2012年より栽培・収穫を始めた国産の茶綿を使用しています。
→種から始まる服作り ブログ
【商品の品質について】
※生地の所々に茶色の粒のようなものが見える場合がございます。
こちらは茶綿の綿(ワタ)の色や、小さな葉のかけらなどが混ざっているためです。自然の茶綿の色は、洗濯や着用を繰り返していくと色が徐々に変化していきます。品質には問題ありませんので、ご了承の上ご注文いただけますと幸いです。
商品詳細
カラー:茶綿(オートミール)
モデル身長:151cm
素材:綿 100%
和綿茶綿5%(余白屋上と、皆さんが育てた茶綿)
トルコ産オーガニックコットン95%
すけ感:なし
洗濯方法:洗濯機使用可
サイズ:フリー(女性M〜Lサイズくらい)
肩幅 37
身幅 39
袖丈 59
アームホール 42
着丈 59〜62(cm)
サイズガイドはこちら