こなれた雰囲気のある、特別なかっこよさ






見た目と、機能的にも魅力のある「バフクロス」。

素材は静岡県にある古橋織布さんで織られています。



バフクロスとは、乗馬のときの馬布（バフ）が名前の由来であり、強い摩擦に耐えられる、軽いながらもとても強度のある生地です。

昔ながらのシャトル織機（低速機）で、高密度にゆっくりと織られています。



初め新品を触ったら驚くかもしれません。

独特な「カタ柔らかい」触感です。

しかし、不思議と袖を通せばその人の体型や動きに合わせてあっという間に馴染んでいきます。

その時にできる自然なシワの陰影がとてもカッコよく、特別なかっこよさがバフクロスの魅力です。





じっくりと織り上げられた生地はそう簡単には壊れず、長い年月をかけて愛着を持って着ていただけます。

昨年に続きオリジナルで作ってもらった「ブラックネイビー」と「カーキブラウン」が入荷しました。



オーバーサイズのパンツ




ヒップ周りから裾まで幅広のワイドパンツを作りました。
裾に向かってややすぼまっているテーパード型です。
幅広にすることで着脱がしやすいことや、股下など負担や摩擦がかかりやすい箇所が裂けにくくなっています。





両サイド、後ろにポケットが付いています。


サイズについて

サイズは３サイズあります。

サイズ２　→女性Mサイズ
サイズ３　→女性M〜Lサイズ、男性S〜Mサイズ
サイズ４　→男性Mサイズ〜Lサイズ
（※あくまでも目安ですので、詳細は下記サイズをご確認ください）




（モデル身長：158cm 着用サイズ：サイズ２）

158cmでサイズ２がちょうどいい着丈になります。




（モデル身長：167cm 着用サイズ：サイズ２）




（モデル身長：167cm 着用サイズ：サイズ３）

165cm以上の方がサイズ２を着ると、クロップド丈になります。
ブーツと合わせて着ていただくのも良いかもしれません。
安心して着たい方、ちょうどよく着たい方はサイズ３がおすすめです。






（モデル身長：175cm 着用サイズ：サイズ４）

サイズ４は高身長の方、少しゆとりを持って着たい方におすすめです。


一度洗ってみました



（※写真はベージュです。素材感がやや異なります）

写真でどこまでお伝えできるか分からないのですが、新品と一度洗った素材を比べてみました。
並べてみると印象がガラリと変わりますね。
目が詰まるのでわずかに丈も縮みます。



はじめはハリが強く感じますが、
一度洗うと、柔らかさがあり、とてもかっこいい表情になります。

それがシャトル織機の最大の特徴です。
ゆっくり編まれていくことで、糸にできるだけ負担がかからずに、風合いの良さを残したまま織り上げることができます。


「ロータス加工」

特殊なワックス（蝋）の溶剤に一晩漬けこむ「ロータス加工」をほどこしています。
ロータス加工の由来は、”蝋（ろう）を足す”からきています。

初めは紙のようなパリっとした質感があり、使い込むほどに肌あたりが柔らかくなり、芯の部分には綿のやわらかさが感じられるユニークな生地です。


ロータス加工により、こすれた部分の表面に、白っぽくあたりが出てくる事があります。
気になる場合は、白くなった部分は、あて布をしてスチームアイロンをかけると軽減します。

yohakuスタッフは皆んなバフクロスのアイテムを愛用していますが、ジャケットもパンツも着るほどにカッコ良くなり、それぞれの経年変化を楽しみながら着ています。


（着用　トップス　サイズ２、パンツ　サイズ２）

---

商品詳細

---

カラー：ブラックネイビー

モデル身長：158cm, 167cm, 175cm

素材：綿100%

すけ感：なし

洗濯方法：洗濯機使用可
（※洗濯後はやや縮みます）

サイズ：２

ウエスト　64-76
股上　35
股下　58
ヒップ　48
わたり幅（太もも幅）31
着丈　90 (cm)

サイズ：３

ウエスト　70-80
股上　36
股下　61
ヒップ　51
わたり幅（太もも幅）33.5
着丈　94 (cm)

サイズ：４

ウエスト　72-84
股上　37
股下　69.5
ヒップ　52
わたり幅（太もも幅）34
着丈　104　(cm)

サイズガイドはこちら

---

古橋織布

---

古橋織布は1928年創業の遠州産地の織物メーカーです。
世界的にも希少価値の高い旧式のシャトル織機をつかい、高密度でゆっくりと織り上げる生地は素材が生かされたふっくらとした風合いです。
綿を中心とした天然素材にこだわったモノづくりをしています。
古橋織布公式ページ

---

余白のつぶやき

---

古橋さんの生地は、実は何回かyohakuで使っています。

まだyohakuというブランドが無くOEM（下請け）をやっていた頃、ジャパンクリエーションという合同展示会に知り合いと出展していました。

いつも近くで社長さんが1人でブースに座っていて、著名なデザイナーの人達が立ち寄っていたので、気になって自分も出展のたびに話を聞きに行っていました。

古橋さんの織物は糸（素材）からこだわっているところ。

無地だけど素材を生かした織物に惹かれました。

今まで使ってきた素材も何だこれ！と思わせるものばかりで、毎回商品ができあがるたびに楽しんでいます。