遠州織物ワイドパンツ



静岡県西部の遠州地域は綿織物を中心とした産地です。

yohakuでは、1928年創業の織物メーカー”古橋織布”の生地をつかっています。

世界的にも希少価値の高い、旧式のシャトル織機をつかい、従来の織物より5〜10％も糸密度を高くし高密度でゆっくりと織り上げる生地は、ハリ感を保ちながら、空気を含んだふっくらとした風合いが特徴です。



古橋さんの織物は糸（天然素材）からこだわっているところ。
無地だけど素材を生かした織物に惹かれました。

着るほどに味わいが増していき、表情も着心地もだんだん良くなっていきます。

バフクロスをはじめ、今まで使ってきた素材は、着ればきるほど自分の一部のように通年通して身に着けています。


通年着られる綿素材





今回は通年着られる万能な綿素材の生地を使いました。

綿本来の柔らかさや風合いが着るほどに増していき、気持ちよく着ていただけます。

はじめは独特な「カタ柔らかい」触感ですが、これが古橋さんの生地の特徴です。

ゆっくり高密度に織り上げられることで、生地はとても丈夫になります。

長い間愛着を持って着ていただけますし、繰り返しの洗濯や着用で馴染みが良くなっていき、風合いの変化をお楽しみいただけます。



カラーはキナリとネイビーの色。
通年着られるということもあり、使いやすい色を選びました。

一見とてもシンプルなパンツですが、生地の自然なシワが雰囲気があり、着ている人を見かけたら思わず声をかけたくなるようなカッコ良さです。



キナリの生地は綿本来の色です。

よく見ると茶色の粒が時々あります。これは綿（わた）の葉・茎・実などの枯れた部分が細かくくだけて最後に糸になるまで残ったものです。
染色や漂白をせずに、風合いの良さを生かした生地です。


デザインについて





ヒップ周りから裾まで幅広のワイドパンツです。
裾に向かってややすぼまっているテーパード型です。
綿麻素材と同じ型になります。

オーバーサイズにすることで着脱がしやすいことや、股下など負担や摩擦がかかりやすい箇所が裂けにくくなっています。



表には２本のタック。
幅広のパンツなのでタックを入れることでスッキリさせ、立体感も生まれます。





両サイド、後ろにポケットが付いています。



ウエストは内側の紐で調整できます。
（※写真は綿麻素材です）

とても丈夫な生地なので、ユニフォームのようにたくさん着ていただく使い方もおすすめです。
着るほどに柔らかさも増して馴染んでいきます。


風合いの変化





未使用のものと一度洗ったものを比べてみました。

はじめはハリ感がありますが、１度洗濯していただいたり、着用を繰り返すことで、とても柔らかい着心地になります。
それがシャトル織機、遠州織物の最大の特徴です。

ゆっくり編まれていくことで、糸にできるだけ負担がかからずに、風合いの良さを残したまま織り上げることができます。



（モデル身長：158cm, ネイビー, サイズ２）










（モデル身長：161cm, キナリ, サイズ２）




（モデル身長：167cm, キナリ, サイズ２）




（モデル身長：167cm, キナリ, サイズ３）



（モデル身長：167cm, ネイビー, サイズ３）


（モデル身長：175cm, キナリ, サイズ３）


（モデル身長：175cm, ネイビー, サイズ４）


サイズについて




同じ男女がサイズ違いを着用してみました。
サイズの参考にしてみてください。

〈サイズ目安〉
サイズ２　女性Mサイズ、男性Sサイズくらい
サイズ３　女性Lサイズ（高身長の方）、男性Mサイズくらい
サイズ４　男性L〜LLサイズくらい

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商品詳細

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カラー：キナリ

モデル身長：158cm, 161cm, 167cm, 175cm

素材：綿100%

すけ感：なし

洗濯方法：洗濯機使用可
（※洗濯後はやや縮みます）

サイズ：２

ウエスト　70-80
股上　34
股下　58
ヒップ　49
裾幅　36
着丈　89 (cm)

サイズ：３

ウエスト　72-84
股上　37
股下　61
ヒップ　51
裾幅　38
着丈　94

サイズ：４

ウエスト　76-90
股上　37
股下　68
ヒップ　54
裾幅　40
着丈　103　(cm)

※色やサイズごとで個体差があります
上記サイズよりも１〜２cmほど差がある場合がございます

サイズガイドはこちら

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古橋織布

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古橋織布は1928年創業の遠州産地の織物メーカーです。
世界的にも希少価値の高い旧式のシャトル織機をつかい、高密度でゆっくりと織り上げる生地は素材が生かされたふっくらとした風合いです。
綿を中心とした天然素材にこだわったモノづくりをしています。
古橋織布公式ページ

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余白のつぶやき

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古橋さんの生地は、実は何回かyohakuで使っています。

まだyohakuというブランドが無くOEM（下請け）をやっていた頃、ジャパンクリエーションという合同展示会に知り合いと出展していました。

いつも近くで社長さんが1人でブースに座っていて、著名なデザイナーの人達が立ち寄っていたので、気になって自分も出展のたびに話を聞きに行っていました。

古橋さんの織物は糸（素材）からこだわっているところ。

無地だけど素材を生かした織物に惹かれました。

今まで使ってきた素材も何だこれ！と思わせるものばかりで、毎回商品ができあがるたびに楽しんでいます。