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"備後節織" ロングジャケット 乱多色(普通地)
36,300円(税3,300円)
363 ポイント還元
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O0032-116
"備後節織" ロングジャケット 乱多色(普通地)
36,300円(税3,300円)
363 ポイント還元
備後節織

備後節織(びんごふしおり)は、日本三大絣の一つでもある備後絣から派生した風合い豊かな織物です。
すべて先染め(糸染め)で、藍染や草木染、墨染の天然染料を使用し、職人さんの手によって染められています。



現在でも、旧式のシャトル織機でゆっくり丁寧に作られていて、1日に最大でも30m程しか織ることができません。そのため、大量生産のできない非常に貴重な素材です。






普通地(やや薄手 春夏向け)、厚地(1年通して着られる程よい肉厚地)、刺し織(冬向けのしっかりとした防寒素材)の3種類の生地を使っています。

天然染料ならではの経年の様子と、着るほどにふんわりと柔らかくなっていく着心地をぜひ楽しんでください。


備後節織ロングジャケット




(写真左から霜降(藍×柿渋)、霜降(藍×キナリ)、乱多色)

今春は「霜降(藍×柿渋)」と「霜降(藍×キナリ)」、そして「乱多色(藍×柿渋)」の3色でロングジャケット(コート)を作りました。

どれもベースが藍色なので、暖かい季節に向けて爽やかな印象を与えてくれます。



綿素材で裏地が付いていないので、ご自宅で洗えるアウターです。

繰り返し洗うことで風合いが増し、自然なシワもかっこよく見えるかもしれません。

備後は長く着ていただける素材ですので、ぜひ経年変化を楽しみながら着てください。


すっきり軽やかなロング丈のジャケット



すっきりとした佇まいのロング丈のジャケットです。
バフクロス のロングジャケットと同じ形ですが、備後節織の方が生地が柔らかいので、軽やかな印象です。着ればきるほど、からだに馴染んでいきます。



縦ラインの切り替えがすっきりと見せてくれる秘訣です。
そのライン途中に両サイドポケットが付いています。



背面裾にスリットが入っています。



ボタンはバッファローホーンを使用しています。


サイズについて


ジャケットのサイズは、スウェットやニットなどの厚手アイテムでも着込める、余裕を持ったサイズ感にしています。
季節や気候に合わせて、年間を通して着ていただけるのもこのコートのおすすめポイントです。




(モデル身長:158cm, 霜降(藍×キナリ), サイズ2)


(モデル身長:151cm, 乱多色, サイズ2)


(モデル身長:158cm, 乱多色, サイズ2)


(モデル身長:158cm, 霜降(藍×柿渋), サイズ2)




商品詳細


カラー:乱多色
備後節織の中でも「普通地」と呼ばれる生地です。やや薄手の軽い素材ですので、春(秋)から夏にかけて着ていただけます。

モデル身長:151cm,158cm,175cm

素材:綿100%

すけ感:なし

洗濯方法:洗濯機使用可
※色落ちするので、白いものと避けてお洗濯してください

サイズ:2 

肩幅 41
身幅 50
袖丈 55
アームホール 56
着丈 110(cm)

サイズ:3

肩幅 45
身幅 55
袖丈 63
アームホール 64
着丈 120(cm) 

サイズガイドはこちら



備後節織(びんごふしおり)




広島県備後地方で江戸時代に生まれた備後絣(びんごがすり)から派生した、新しい生地のブランドです。
織り糸に膨らみのあるポコポコとしたネップ(節)が入っていて、手織りのような温かみのある素朴な風合いがあります。

現在にのこる2軒の織元

昭和40年代頃に250軒あった織元は、衣服の変化とともに縫製工場などにかわり、現在残るは2軒のみと
なりました。
現代は着物に仕立てる着尺(小巾こはば)が売れるのは限度があるので、それより洋服として使われる広巾(ひろはば)に切り替え生産を続けています。


森田織物 (昭和38年創業)






糸の染めは、すべて天然染料をつかっています。

柿渋は染めたときはグレーですが、陽に当たると色がかわります。
藍染めも陽の当たり方、夏と冬で色が変わり、毎回同じ色はでないそう。

織機は自分で手入れして使い、部品が壊れた時は同じものは売っていないので、オーダーして作ってもらっているそうです。

橘高兄弟商会(大正9年創業 )





清らかな地下水が湧きでる土地で、糸の染め、洗い、織り、製品までを一貫して生産しています。

天然染料(柿渋、アカネ、ザクロ)や、化学染料など多種類を使い、色バリエーション豊富な生地をつくっています。

藍に草木を混ぜると、緑がかった古布のような感じになったり、柿渋染めは、井戸水があたると鉄媒染がかかったように染まるそうです。





糸を染める

藍や柿渋、墨汁などの染料で染色し 天日に干して色をなじませる

天気の様子をみて作業を進める 晴れの日を待つこともしばしばある



糸を織る

昭和30年代に製造された旧式のシャトル織機で、ゆっくりゆっくり織る

1日1反=約30メートル

織機に立ち合い、糸を入れたり調整したり、付きっきりで作業する

*シャトル織機=昭和30年代の旧式シャトル織機 上下に開いた経糸の間に、
緯糸を内蔵したシャトルを使い、左右に動かして糸を打ち込みゆっくりと織る

木綿ならではのやわらかい風合いを生かして織ることができる




備後節織HP
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