からだ温める吊り裏毛
吊り裏毛（つりうらけ）とは、吊り編みという手法で編まれた裏毛のスウェット素材です。
現在ではほとんど残っていない旧式の低速編み機を使って編まれています。
目の詰まったしっかりとコシのある丈夫な生地です。
スウェット素材は着ていくと伸びがちですが、この素材は洗濯を繰り返しても型崩れせず、長い間着ていただけます。
カラーは落ち着きと優しさのあるピンクベージュと
深みの中に鮮やかさもあるダークグリーン。
生地の表面にほんのり光沢感もあるので、カジュアルになりすぎない印象で着ていただけます。
首まわり包まれるフードパーカー
形はややオーバーサイズのフードパーカーです。
オーバーサイズにすることで、身体と布の間に空気の層が溜まり、自分の体温で空気が温まるので、体内温度が高くなります。
風を通しにくい素材のため、外の冷気を中に通しにくく、服の中で温まった空気が冷えずに温かく過ごすことができます。
あくまでも憶測で作ってみたのですが、実際に着てみるととても温かいです。
丸みを持たせたフードがポイントです。
立体的にフードが立つので、後ろ姿も素敵です。
フードが立つので首回りが包まれてとてもあたたかいです。
もっと保温性を高めたい方にはフードをかぶって、紐をきゅっと絞れば、顔周りも包まれてさらにあたたかくなります。
元々フードの紐は運動着用に付いていたもの。
走っている時や自転車に乗っている時に、風でフードが脱げないように防いでくれます。
なので防寒用にもおすすめのパーカーです。
素材について「中糸にこだわった、きれいめの吊り裏毛（つりうらけ）」
昔ながらの吊り編み機は、糸に余分なテンションをかけず、リラックスさせた状態でじっくりゆっくりと生地が編まれていくので、空気を含みふっくらと仕上がります。
ふんわり感を保ちながら、形が崩れにくく、洗濯を繰り返してもゴワゴワせずに、着続けるほどに気持ち良くなります。
＊吊り編み機＝旧式のゆっくりと時間をかけて生地を編んでいく機械
１時間＝１メートル（高速機＝24メートル）
和歌山にあるニッターさん（生地の編み屋さん）が昔定番で作っていた吊裏毛。
しっかりとした素材で、長く愛用されていた生地でしたが、生産コストが合わなくなり作れなくなったと伺ったので、４、５年前からyohakuでオリジナル素材として復刻し作りました。
裏毛（スウェット素材）は、表糸と中糸そして裏糸で構成されています。
この生地は、表には１４番単糸という太めの糸を使っていて、中糸にコーマ糸という綺麗な糸を入れています。
通常は中糸に綺麗な糸は使いませんが、こちらの生地はこの糸が特徴でもありコストが上がってしまう原因になった為、以前の生地が廃盤になったと伺いました。
この綺麗な中糸を使うことで、表糸と裏糸のつなぎとしてしっかりと固定ができ、表面にもハリ感と綺麗さが生まれます。
スウェットでありながら、かっこいい雰囲気があります。
長年愛用していますが、素材はしっかりと型崩れもしないで、特に冬の間とても着る機会が多い素材になっています。
（モデル身長：167cm, サイズ２, ピンクベージュ）
（モデル身長：167cm, サイズ３, ダークグリーン）
（モデル身長：175cm, サイズ３, ダークグリーン）
商品詳細
カラー：ピンクベージュ
モデル身長：167cm,175cm
素材：綿100%
すけ感：なし
洗濯方法：洗濯機使用可
サイズ：２
身幅 59
袖丈 63.5（衿から袖裾までの長さ）
着丈 61(cm)
サイズ：３
身幅 67
袖丈 71（衿から袖裾までの長さ）
着丈 72(cm)
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