2026-08-15 | report
日本の服づくりについて思う事

私がこの繊維業に入ったのは28年くらい前です。
父の跡を継ぐ形で入りました。
その当時で繊維業界の国内生産は15-20%と言われていたと思います。
それからあれよあれよと10から7%そして5%
最近のニュースをみたら1.1%。
余白の服の作り方は、国内生産というくくりで考えると、綿の原料は海外のものですが、紡績(綿から糸へ)をして生地にして、縫製して後加工(染めなど)は国内で行っています。その場合は、1%も無いかと思います。
海外から入ってきた生地や糸を使い、製品にする工程を国内で行うと日本製になるのですが、この作り方をしている割合はかなりあると思うので、生地から国内生産となるとさらに少なくなります。
28年前に入ったときに何も分からない事ばかりだったので、お客さんから受けた仕事を工場に行って色々な職人さん達にめちゃくちゃ怒られながら、作って頂きました。
工場で手伝いをしながら、一緒に作業をさせてもらい、繊維のことを沢山学ばせて頂きました。





私がお世話になった職人の方たちは今は皆さん辞めてしまいましたが、今の余白のものづくりの原点を作って頂いた方達なので、これからも国内で服を作る事が恩返しかなと思いながら勝手にやらせて貰ってます。
ますます、国内で作れるものは減っていくかと思いますが、私みたいに0.00001%位もない国内の綿を育てている仲間もいるので、色々な可能性をこれからも探していきたいと思います。
日本の繊維産業は世界的に見ても素晴らしい文化と歴史があります。
昔の人たちが繋いでくれたこの産業を見直しながら、現在できる日本の服作りを
これからも考えていきたいと思います。