ワッフル素材について聞いてみた

2023年の冬くらいから作ろうかなと話を進めていた「ナチュラルカラードコットン ワッフル」。
昨年と、今年と、着ていていいな〜あったかいなーと思っていました。
そうしたら先日、集合した日に3人で同じパンツを!
みんな思っている気持ちは一緒でした。
今回はこの素材について、わたなべさんから話を詳しく聞いてみました。

まずはいつもお世話になってる大正紡績さんから、この残糸ありますよ〜と連絡がきたそうです。
このワッフルの糸は、表がフォックス80b(brown)、裏がフォックス50g(green)です。
フォックス80bは→80%が茶綿、20%白綿、フォックス50gは→50%緑綿、50%白綿という意味です。
yohakuの茶綿サーマルに使っている糸は20bです。
数字が大きいほど茶綿の色が濃くなり、糸値も高くなります。
なのでこのワッフルはとても色が濃くて、
生地値も通常価格であればかなりのお高級になるというわけです。
大正紡績さんでもこれほど高い糸を使う人がいないので、
ふだんほとんど生産しないそうです。

このナチュラルカラードコットンを栽培しているサリーフォックスさんが日本へ来日している影響か、
ここ1、2年くらいで茶綿緑綿の需要が非常に高まったそうです。
ただ昨年は茶綿が不作でほとんど採れず、yohakuが作っている茶綿裏毛や茶綿サーマルは1月には頼んでおかないと無くなりますと言われていました。
今年も同じことになりそうです。
世界的にオーガニックコットンの生産は全体の20%くらい。
さらにこの20%のうちのサリーさんが作るナチュラルカラードコットンはもう限りなく少ない。
かなり希少な原料なのです。
それをふんだんに表も裏も使ったワッフル。とっても贅沢です。

そもそもなぜワッフルなのでしょう?
残糸は縛りがある。
表が単糸、裏が双糸、それぞれ単品で使うのは難しい。
どうやって両方いっしょに使おうかな?と思いました。
そこで、生地屋さんでレトロな資料がいっぱいありました。
その中で表が綿、裏がエステルのワッフル素材を見つけました。
表と裏で色が変わっていたので、それを元に作れないかなと思って今回やってみました。
ワッフルは組織上伸びやすいので、今回は生地の時点でタンブラー加工をかけて、
生地をぎゅっと縮めています。
(それでも生地に重みがあり伸びやすいので、干すときは平干しをおすすめします)
そんなこんなでできあがった素材ですが、
このワッフルを編めるニッターさんは残念なことに廃業してしまいました。
なので次またこれを作るのは難しいかもしれない。
糸も希少で高い、編みも次回はできないかもしれない、
このワッフル素材は今回限りの限定素材です。
次回全く同じものを作るとしても、かなりの高価格になるので、
今回限りになります。
ワッフルの編み地とオーガニックコットンの茶綿緑綿の効果で、
本当にこの素材の保温性の高さにびっくりします!
視覚もあたたかみがあるのでほっこりします。
寒い季節のお供にぜひ、着てみてください。
<item>
・オーガニックカラードコットン ワッフルプルオーバー
・オーガニックカラードコットン ワッフルワイドパンツ
・オーガニックカラードコットン ワッフルカーディガン ブラウンコットン
・オーガニックカラードコットン ワッフルカーディガン グリーンコットン