P0006
"備後節織" パンツ 節縞
17,600円(税1,600円)
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商品説明
備後節織パンツ
備後節織は、日本三大絣の一つでもある備後絣(びんごがすり)から派生した風合い豊かな織物です。
すべて先染め(糸染め)で、藍染や草木染、墨染の天然染料を使用し、職人さんの手によって染められています。
現在でも、旧式のシャトル織機でゆっくり丁寧に作られていて、1日に最大でも30m程しか織ることができません。そのため、大量生産のできない非常に貴重な素材です。
パンツは肌に直接触れる部分が多いので、この生地の気持ち良さをじゅうぶんに味わえます。
空気を含んだ生地なので、夏は涼しく冬はあたたかく、1年通して着ていただけます。

今回のスポットは4色!
左から墨、柿渋、節縞、藍緑。
どれも見れば見るほど、魅力的な自然な色合いと織りの表情です。

スポット色は、その季節や年に、織元さんで織っている色や柄を選んでいます。
サイズ展開が増えました
今までサイズ2とサイズ3の2サイズで作ってきました。
が、しかし、、「2と3の間がほしい」というお客さまからのご要望が多数ありまして、
今回新しく2と3の間のサイズをお作りいたしましたー!パチパチパチ
ということで、従来のサイズ表記が変更になります!
ご注文の際には十分にご注意ください
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従来の 新しいサイズ表記
サイズ表記
サイズ2 サイズ2
サイズ3(new!)
サイズ3 サイズ4
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上記のように、今までのサイズ3はサイズ4に変更しました。
普段サイズ3をお召しの方は、今回よりサイズ4になりますのでご注意ください
(※2020/09現在〜)
サイズはどう違う?

新しく展開したサイズ3とサイズ4(旧サイズ3)の違いをご説明します。
簡単にご説明いたしますと、新しいサイズ3は女性Lサイズ、男性Mサイズの方に、
サイズ4は男性Lサイズの方に合うサイズ感になっています。

サイズ3とサイズ4を重ねてみました。
こんな感じです。
ウエストはほとんど変わらず、着丈がやや短くなっています。

よく見るとパンツのラインも変わっています。
従来のサイズ3からやや削り、ほどよいゆとりがあるラインになりました。

同じ男性がサイズ違いを着用してみました。
身長175cmで着丈がジャストになりますので、スッキリ着たい方はサイズ3、
ラフに着たい方はサイズ4と着こなしでサイズを変えてもいいと思います。

女性もサイズ3を着てみました。
元々ゆとりのあるサイズ感ですが、さらに楽な着心地です。
見た目はややぽってりとした可愛らしい印象です。
パンツのデザインについて

ウエストとお尻回りがゆったりとしたデザインです
ポケットは、左右と後ろに2つあります


ウエストはゴムで紐で調整していただけます

裾にむかって、すぼまったデザインです

(着用 ざくろ size2)身長157cm

(着用 三本矢 size4)身長175cm

(着用 ざくろ size4)身長175cm
商品詳細
カラー:節縞
モデル身長:157cm,158cm,175cm
素材:綿100%
すけ感:なし
洗濯方法:洗濯機使用可
※色落ちするので、白いものと避けてお洗濯してください
サイズ:2
ウエスト 70-80
股上 36
股下 57
わたり幅(太もも幅)31
ヒップ 50
総丈 90(cm)
サイズ:3
ウエスト 70-82
股上 36
股下 62.5
わたり幅(太もも幅)33.5
ヒップ 52
総丈 95(cm)
サイズ:4
ウエスト 78-86
股上 38.5
股下 68
わたり幅(太もも幅)34
ヒップ 55
総丈 103 (cm)
サイズガイドはこちら

備後節織(びんごふしおり)
広島県備後地方で江戸時代に生まれた備後絣(びんごがすり)から派生した、新しい生地のブランドです。
織り糸に膨らみのあるポコポコとしたネップ(節)が入っていて、手織りのような温かみのある素朴な風合いがあります。
現在にのこる2軒の織元
昭和40年代頃に250軒あった織元は、衣服の変化とともに縫製工場などにかわり、現在残るは2軒のみと
なりました。
現代は着物に仕立てる着尺(小巾こはば)が売れるのは限度があるので、それより洋服として使われる広巾(ひろはば)に切り替え生産を続けています。
森田織物 (昭和38年創業)


糸の染めは、すべて天然染料をつかっています。
柿渋は染めたときはグレーですが、陽に当たると色がかわります。
藍染めも陽の当たり方、夏と冬で色が変わり、毎回同じ色はでないそう。
織機は自分で手入れして使い、部品が壊れた時は同じものは売っていないので、オーダーして作ってもらっているそうです。
橘高兄弟商会(大正9年創業 )


清らかな地下水が湧きでる土地で、糸の染め、洗い、織り、製品までを一貫して生産しています。
天然染料(柿渋、アカネ、ザクロ)や、化学染料など多種類を使い、色バリエーション豊富な生地をつくっています。
藍に草木を混ぜると、緑がかった古布のような感じになったり、柿渋染めは、井戸水があたると鉄媒染がかかったように染まるそうです。
糸を染める
藍や柿渋、墨汁などの染料で染色し 天日に干して色をなじませる
天気の様子をみて作業を進める 晴れの日を待つこともしばしばある

糸を織る
昭和30年代に製造された旧式のシャトル織機で、ゆっくりゆっくり織る
1日1反=約30メートル
織機に立ち合い、糸を入れたり調整したり、付きっきりで作業する
*シャトル織機=昭和30年代の旧式シャトル織機 上下に開いた経糸の間に、
緯糸を内蔵したシャトルを使い、左右に動かして糸を打ち込みゆっくりと織る
木綿ならではのやわらかい風合いを生かして織ることができる

→備後節織HP